エアポートクリーナ装置及びダンパ装置(SHB Power Plant Engieering 製)
一般的には回収ボイラのエアポートはボイラに配置されており、其々のエアポートには下方から1次ポート、2次ポート、3次ポート、4次ポートと異なったレベルにクリーナとダンパが設置されます。
1台のクリーナが担当するポート数等、個々のボイラの基本設計によって異なります。
運転仕様は連続運転/自動運転を基本とします。

一次ポート用クリーナ
複数のエアポートを1台のクリーナで清掃します。
設定された頻度で自動で作動します。
(最大7本ロッド)

二次、三次、四次ポート用クリーナ
ポートピッチ、ポートサイズにより1台で1-2ポートを清掃します。
設定された頻度で自動作動します。
一般的には1本又は2本ロッドのクリーナとなります。
このレベルのポート形状は大きく2種類のクリーナを提供できます。
従来型の偏心カム使用の1軸クリーナ
プログラム可能な駆動装置を組み込んだ1軸クリーナ


一次ダンパ装置
日本では一次ポートにダンパを設置しているボイラは希少ですが、海外のボイラでは多数設置されています。

二次、三次、四次ダンパ装置
開度調整は ポシショナーで行う遠隔操作方式、手動で現場で設定する方式があります。
クリーナの作動に合わせて自動開動作を行いクリーナ作動終了後、元の開度に自動復帰します。
一台で担当するポートは1-2ポートとなります。

鋳物ポート
ポート部のボイラチューブの焼損防止、保護のためのポーとに嵌め込む耐熱性鋳物(高Cr)
一次ポート用鋳物ポート

二次、三次、四次鋳物ポート
