製品案内燃焼の流動解析(CFD)と改善対策提案

燃焼の流動解析(CFD)と改善対策提案(SHB Power Plant Engineeringによる)

現状のボイラの運転状態調査結果に基づきボイラの燃焼システムの対策を提案しております。

想定される御要望点としては、
黒液燃焼量を増加、
ボイラチューブバンクの詰まり現象の軽減し、連操期間の延長、
CO2、CO、TSR、NOx、SOX等のエミッション軽減、
キャリオーバの削減、
ボイラ効率の改善、
過剰酸素量の削減、
最低負荷限界の変更、
チャーベッドのブラックアウトを軽減 等々

1)入手データおよび運転状態の調査基づいて問題点の摘出と改善提案の立案。
空気供給システム (空気量、空気配分、ダクト設計、ポート配置、ポートサイズ 等など)

2)入手データを計算機シミュレーションモデルを用いて、現状ボイラシステムの 対応限界の評価を、運転因子毎に、纏めて調査報告出来ます。
現状の既設ボイラが、現在の標準設計規準に対して、どのような位置付けで運転されているか等を含めて
現状のボイラシステムの改造案を立案し、改造案の有効性を裏付ける評価を計算機シミュレーションモデルを用いて、纏めて報告出来ます。
空気供給システム改造案 (空気配分、 ポート配置、ポート数、ポートサイズ、空気ダクト、改造など)とその有効性

3)シュミレーション結果に基づき回収ボイラの改善提案と、貴社、ボイラメーカとの具体的な検討/協議(改造設計見積から工事見積、調整)を進めることになります。
このとき、改善効果へのギャランティも必要に応じてご相談に応じます。
同様の手法でバイオマスボイラにおいても対応いたします。

計算機シミュレーション モデル

1:シミュレーションモデル

基本モデルは、Predictive Engineering Inc(USA)のSTAR-CCMで開発されたCFD(Computation Fluid Dynamics Models)を使用しております。
SHB Power Plant Engineeringは、共同研究改良を重ね、広く回収ボイラ、バークボイラ、digesters、hydrocyclones、paper machine head boxes、lime kilns、gasifiers等、製紙会社のプロセスシミュレーションに採用されております。この解析には、長年蓄積された数百件の経験とデータが使用されます。

2:計算出力データ

計算出力データは
三次元のガス流解析、
温度分布解析、
ガス成分解析、
ボイラへの熱輻射、
対流熱伝達、
黒液粒の散乱分布、
チャーとスメルトの機械的なキャリオーバ、
その他関連する多数のデータの解析を含みます。

計算されたデータは、膨大なプロセス計算式と要素の物理計算式およびデータに基づいた、計算結果であります。
その対象とするボイラに関して、入力された条件で計算された直接の結果であります。

3:結果の有効性

計算結果に基づき、問題点の摘出と、その問題解決のための、運転因子の変更度合いを把握できます。
改造案の妥当性、有効性を確証頂けます。

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